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その話を聞き終えると優馬は眉を吊り上げ腕組みをし考え込んだ。
『ん?どうした優馬。難しい顔して』
『いや、俺らが通ったときは通行止めなんてしてなかったのにいつの間に...』
確かに優馬たちが通ったときは通行止めをしていなかった。優馬は少しだけ嫌な予感がしていた。
『考え過ぎですよ総長。きっと警察の仕業じゃないですか?』
その声に考えすぎかと納得した優馬は『あぁ...』と漏らすと踵を返し、解散を告げるために集団の元に戻った。
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