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出逢い
名前は?と聞かれ露草と答えた。
すると、首をかしげられた…
「住民リストにはない名前だな…」
どうやら住民リスト全てに目を通してるようだ。
「届けてないんだろう…あの母親は」
安易に想像がついた。
なんせ、憎んでいた人だ。
わざわざ、届けてなんぞくれない。
「そうか…その刺青は?」
「恨み。」
「恨み?」
「俺は20
この年になるまで恨みを買われてね…」
そこまで言うとホムラは黙り…しばらくして
俺の手を握ると
「Caneに連れていく
丁度、人手不足だ…お前を恨みから保護してやる」
全く訳が分からない。
しかし、俺は…ホムラに無理矢理caneに入れられたのだった。
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