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夢想島住人録、その弐。
【紅月 皐】読み・べにづき さつき
夢想島の主、ルルナに仕えるメイドさんが彼女、紅月皐だ。
ルルナの身の回りの世話から居城の清掃管理、更には庭先の手入れや食事の用意。
私は彼女が休憩している姿を見たことが無い。
ルルナの写真を撮りに行こうと思い流石の皐さんも寝ているだろうと思っていたのだが…あっさり見付かって引き返した事がある。その時は凄く恐かったのを覚えている。
もしかすると彼女は人間では無いのかも知れない。
疲れを知らない人造人間…いや、サイボーグなのかも。
…と、冗談はここまでにして。
彼女はサイボーグでも何でもない、正真正銘の人間である。
時折見せる凄く疲れたような表情を見る限り、疲れを知らないという事でも無さそうだ。
※余計な話が多くなったので続きます。
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