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……でも、このフラグには裏切られた。
ありえない形で―――――
――――――――――――――
「アれ?k未サま邪ナいdeathか」
僕たちが開いた先には『ナニか』が居た。
あえてそれを表現するなら『チグハグ』だろう。
まず、外見として人間にはないはずの感覚器官がいくつもついていた。
人間の器官もあるにはあるが数や形はまちまちで不気味さを助長している。
髪らしいものもあるが、そのほとんどが蛇だったり触手だったりしてそれぞれが勝手に蠢いていた。
そして、色
邪神らしく禍々しい色があれば純粋な原色だけがあったりして相当カラフルだ。
だが何よりも……力だ。
暴走した神の力もあれば邪神共の力も感じる。
さらには本来は相殺しあう力すら同時に存在している。
「…………何だ…ッこれは………!!」
創世神でも全容を把握していないようだ。
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