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創世神が呆然としている。
「そこは……統括神になる所ではないか?なぜ復活を求める!?」
そんなこと言われても……
「元々この力は邪神たちのものであって僕のじゃありませんからね」
それに
「もし僕が暴走したらそれこそ洒落になりませんよ」
下手したら僕の身体を媒介に邪神共を封印世界から引きずり出しかねないし、
ぶっちゃけチートって好きじゃないんだよね。
「本当は輪廻の輪に戻りたかったんですけど………」
選択肢になかったし………
「………分かった」
そういうと彼(彼女?)は苦虫を噛み潰したような顔をして―――
「言い方が悪かった、いやこればかりは私が軽率だったとしか言えないな」
――――頭を垂れた。
そして彼(多分)がこんなことを言ってきた。
「…統括神に、なって…下さい………ッ」
…………
「え?え?ナニこれ?」
創世神の行動に戸惑う僕。
何か悪いことした?
罪悪感…は無いけど変なフラグ建てちゃった希ガス。
――――――――――――――
話を聞いてみると…
俺ら引き籠るわ~~マジ引き籠るわ~~(邪神、魔神、破壊神)
↓
え?邪神たちをまとめるのは誰やるの?
↓
ビシィ!!(無言でこちらを指さす)
↓
は!?ふざけんな!!(殴りかかる)
↓
チ~~ン……(返り討ちに遭う)
↓
しぶしぶ仕事をする毎日(たまにパシリ)
↓
僕☆降臨)キラッ
↓
それらしい役職に就けてこき使ってやるかゲッヘッヘ
↓
え?断る?嘘?マジで?←今ココ
ということらしい。
「ン~~~ン~~~!!」
「そういうことなら別に構いませんけど……」
え?今?
ゲッヘッヘッヘ、のところで襲いかかってきたから鎖のようなもので縛ってるよ
「二度と襲いかかったりしないでくださいね?」
「ケホッケホッ、あれは貴様が悪いだろう」
確かにね。
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