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「じゃあ、始めますよ?」
「あ……いや……だめ………あ、アーーーーーー♂」
―――――――――――――
――――――――――――――――――――
「ブジュ…グッ…ヂャ、ゴリュリ……」
「(ピクピク)」
さてとこれで最後か(僕が突っ込まれてた世界以外)
邪神?ええ勿論美味しく(あっちの意味じゃない)食べましたよ。
封印神が余りの衝撃(僕の食事風景と痛み)で倒れているけど大丈夫でしょ。
ん?転移の気配……創世神かな?
「(シュン)終わっ……」
創世神、絶句。
「ええ、これであの世界以外の邪神は全て食べましたよ」
僕はそれを意に介さず話しかける。
「あ、ああそうだな」
思わず生返事を返す創世神。
「ハッ!?」
おっと、封印神が気が付いたみたいだ。
彼女は一目散に創世神に駆け寄った。
「ぞう゛ぜい゛じん~~~~~~」
「あ、ああ~~~よしよし」
創世神もそれを見て我を取り戻したようだ。
暫くして封印神が正気に戻ると、恥ずかしそうに創世神から離れて行った。
「ところで貴様、先程聞き忘れていたが―――」
すると創世神が質問してきた。
・・・
「一体いくつ持って行かれた?」
それを近くで聞いていた封印神がビクッ!と震えた。
僕はその問いに動じることなく答える。
「まず人間の大罪を始め、性欲、食欲、睡眠欲、物欲、征服欲などの欲望全般。あとは僕の元々の器の全てと『贋作模写』、それに正義とかの六徳と『自分にとって快楽と感じるもの全て』ですかね?」
「やはり…………か……」
すると創世神は苦虫を噛み潰したような顔をする。
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