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ひゅううううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅう
「解せぬ」
俺は現在パラシュートなしのスカイダイビングに挑んでいる。
それは、あの後『そんな事よりも早く逝け!!』と叩き落とされたからだ。
「多分返事は来ないだろうなぁ………はぁ」
過去の事にウジウジ悩んでも仕方無いし、景色でも楽しむか。
俺が顔を巡らせると、
「おぉ………」
そこから見る景色はまさしく『絶景』だった。
この世界広しと言えどこんな上空から景色を見たのは俺が初めてだろう。
青く澄んだ海、色とりどりな自然、そして隊列を為して飛んでいくドラゴンたち
「まさにファンタジーな世界だな………」
―――――――
数十分後
一通り景色を楽しむと、俺はこれからの事に思いを馳せていた。
ちなみに新しい出会いとかそんなんじゃない、もっと火急必要とするものだ。
つまり
「着地……どうしよう」
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