始まりの物がT理

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「そんなわけで僕の力は与えられないんだ~~ごめんね~~~」 {ん?『僕の』…ですか} 「うん『僕の』はね~~」 つまりね? 「僕が存在を消した神の力だったらプレゼントできるんだよ~~~」 {成程~~~} 僕のが移っちゃったかな? 「だけど君は一介の魂だからね~~いくつも力を入れちゃうと…… パァン、だね~~」 {擬音が地味に怖いですよ} 「そんなわけだからてきとーな能力選んでいいよ~~」 {あ、解りました。それじゃ相手の能力を写す能力ってあります?} 能力を写す能力? 「多分あるけど……君のスペックじゃ多分使いこなせなくて自爆だよ?」 {別に写○眼なんていりませんよ。僕が欲しいのは劣化コピー能力何で} 「何で劣化?」 {それよりも今の要求は通りますか?} 「うん大丈夫だよ、もう一つ能力を入れられるぐらい余裕あるし、何で?」 {いや、それが自分に一番合った能力だと思ったので} 「ふぅん」 面白いものを選ぶなぁ… 「よし、じゃああげるよ?」 {バッチコーイ!!} 僕は宙から模倣神の力を封印した物体を取り出す。 するとあら不思議。僕の手のひらには禍々しい色をしたウネウネと動く謎物質が。 「……」 {……} 「……」 {なんですか、ソレ} 「飲め」 {え……?} 「飲め」 {え?嘘ですよね――――何で無言で近づいてくるんですか!!?あ、ちょ、ま、口を無理やり開けようとしないで!?『ゲテモノほどおいしいって言うじゃないか』じゃないですよ!!それはゲテモノの領域超えてますって!!!ムグッ!(ベチャ!)ン~~~~!!ン~~~~~~(ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ)!!!} ======しばらくお待ちください========
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