2555人が本棚に入れています
本棚に追加
/940ページ
{まさか……あんな謎物質が……わらび餅味だなんて……}
「ホラ~~~だから言ったじゃない」
まさか本当にうまかっただなんて思ってもいなかったから、かなりびっくりしたよ。
………ってあれ?
なんかでかい魂がこっちに来てる。
このでかさだと創世神ぐらいしかいな……ハッ!!
「ゴメン!!ちょっとこの中に入ってて!!!」
僕は彼を適当にあけた封印空間に突っ込む。
「ミスった……」
ルール違反をいくつかやっちゃった………
具体的には
・他の神の能力の勝手な譲渡
・身勝手な召喚と封印
・他の世界への勝手な干渉
の三つだ。
いつもは取るに足らないことばっかりだからすっかり忘れてた……
あとの二つはともかく最初の一つはまずい。
僕はそこそこ成果を上げてるから消されないけど
彼の方はまずい!!
下手したら消される……ッ!!
あんな人と話すのは久しぶりだったからつい浮かれてた………
『おい』
そうこうしている内に奴が来てしまった。
こうなれば結界は不要、いや、あってしまえば敵対意思を見せることになる。
僕は結界を解いた。
「なんだい」
創世神に対して憮然とした態度で対応する。
『いや、いきなりで申し訳ない。だがそちらにも心当たりがあるのではないか?』
内心で舌打ちをする。
だが状況が良くなるわけでもない。
そして奴が口を開く―――――。
最初のコメントを投稿しよう!