「F.Sプロジェクト」企画者「ロール様」へのご提案

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という事です。これは、アニメに限らず多くのエンターテンイメント作品は「主人公が何かを成し遂げる話である」という経験的意識から来るものであります。 そのため、主人公と物語の方向性を示しておく事が重要であると考えております。 ●コンテスト第3、4段階「短編アニメの配信」としての不安点 コンテストの最後の短編アニメの配信において不安点があります。先の推測通りの仮定をしますとこの作品の最大のカタルシスは「記憶を失っている事」、「敵の正体はかつての同胞」であると思いますが, それは「2分間の短編アニメ」という短い時間では主人公の掘り下げは難しくそれ故にカタルシスの部分を生かせないと考えられます。 2分アニメとして勝負していく為には第一にロボットアクションのシーンや演出が極めて重要になってくると考えます。アニメ化に至るまでには他の作品とWEB配信で勝負をして勝たなければいけません。 その為にはカタルシス部分だけで無く、恰好良いロボットのアクションシーンや壮大な音楽といった部分で強力に視聴者を惹きつける事が必要と考えます。 よって、勝ちに行く為にはロボットのデザインやアクション、音楽の部分において強力なパートナーを獲得して行く事が必要となってくるのではないでしょうか。 また、メカつく企画はインターネットでオープンな状態であり、この企画を知っている方の多くがWEB配信を見る事が想定されます。そして残念ながらその視聴者の中には配慮の欠けた発言、つまり「ネタバレ」を行う方が出てくる可能性がございます。 今後この作品が応募された情報によってどう変化するかは分かりませんが、現状のあらすじで企画を進めるのであれば、ネタバレがなされる可能性を視野に入れた上でなおも魅力を感じさせる演出が必要になってくると考えております。 ●敵の正体に予想が付く 上記のネタバレの件と内容がかぶる部分がございますが、昨今、「謎の敵の正体は人間だった」というパターンのカタルシスは良くあるものであり視聴者も「敵の正体は人間なんだろうな」と予想しながら見ている可能性は十分にあると思われます。  よって、敵の正体以外にも伏線となる魅力的な謎を散りばめて視聴者の興味を引く事が必要だと考えます。 ●最終回のハッピーエンド性  ハッピーエンドこそ良いものだ、と考える視聴者は多いと思われます。あらすじを見た限りでは
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