雨の街道。
2/3
読書設定
目次
前ページへ
次ページへ
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/
37ページ
仮初めの晴れ間で思うのは、本物の晴れ間までの時間。 願うのは地面が乾くまで無事である事。 ぱしゃん、と。 歩く音が響く雨の道、霞む空気の中を進む度に考える。 此処は自身が住む『此方側』か。 周囲の人間は『本物』か。 足音は多くないか。 水は境界を失くし『彼岸』を身近に感じる。 此の地を潤すはずの雨が、住まう人間を脅かすとは何たる矛盾か。
/
37ページ
最初のコメントを投稿しよう!
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
本棚追加
2
スターで応援
54
スターを送って 応援しよう!
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!