第1章

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「こんにちわ!入学おめでとう! これから部活紹介しに回るから興味ある人は聞いてってね!」 爽やかな声で呼びかける先輩 部活紹介なんて聞かないで帰ろうと思ったけど、聞いてみようかな なんか燃えられるもんあるかもしんねえし 帰ろうと浮かした腰を再び椅子に据える すると、隣から声がかけられる 「鷹宮くん、だっけ? 部活決めてるのー?」 「いやーまだ決めてねえ 東城さん、だよね?? 決めたの?」 「わたしもまだーー 悩むよねー色々あって!」 このハツラツとした少女 名を東城 小百合(とうじょう さゆり)という 文句なしの美女 しかもいい子そう まあ、興味ねえけどな 高校の恋愛なんてどーせ大学行ったらおわんだ 意味ねえだろ まあ、今まで好きな人なんてできたことねえからそんなひねくれた考えになるかもしんないんだが まあなんやかんやでサッカー、軟式野球、テニス、などなどの紹介が終わる めぼしいものも特になく、そろそろ帰ろうかと思ったその時、ドアが開き次の部活の紹介する人が入ってくる … ちょいちょい なんでお前来てんの井上 ちわーっす!入学おめでとう!じゃねーよてめえ
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