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部屋は真っ暗でスマホで照らしてもあまりよく見えない。
あたふたしていると足音が聞こえた。
「義文くん!」
「ん?どうした?」
「手伝いに来たよ」
「お、まじかよ!助かる!」
誰だっけ。
こいつ。
まあいいか。
いいやつってことには変わらん。
でも・・・・・・。
少し心配だ。
ひょろひょろだしな。
「ここは?」
「どうやら部屋みたいだ」
「部屋・・・・・・」
「お前、スマホもってるか?」
「うん」
男はスマホをポケットから取り出して電源を入れた。
充電が切れそうだったから助かった。
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