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部屋に戻ると、ベットにた折れ込むように寝転んだ。
書斎では嵐の様に結婚が決まり日にちも、もの凄いスピードで決まってしまった。
誰も私の気持ちに気づかずに話を進められ、明日の夜には婚約パーティーがとり行われ、三日後には結婚式。
嫌だな………。
そう思い私はこの家から出ることを考えた。
一日目
パーティーの準備で皆が忙しい………。
だったら今が外に行くチャンス!
忍び足で玄関まで歩いていく。
「チェルシー………お主は何をしているのだ?」
「きゃっ! テ、テツくん!」
「お主………また脱走しようとしっとたな」
「えへへへ…………お願い!テツくん今回は見逃して!!」
「お主…………それはいささか無理ではないのか?」
「な、何で!?」
「それはな、チェルシー………お主の声がでかすぎるからじゃ、周りを見てみるがよい」
そう言われ私は辺りを見る。
さっきまで忙しそうに作業をしていた執事さんやメイドさん、業者の方々までもがこちらを見ている。
それが分かると、顔がどんどんと暑くなるのが分かった。
こ、これじゃぁー外に出れないよ~………。
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