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「あの、学校の方は大丈夫なんですか?」
「ん?あぁ、大丈夫だよ。学校の方は俺のことをわかってるからな」
「そうなんですか、よかったです!」
(こいつ、俺のことを心配してんのか)
「お前、自分の住んでた家、わかるか?」
「はい!覚えてます!」
(珍しいな、たいがいの霊は忘れてるんだが)
たいがいの霊は、自分の名前だけを覚えているんだ。
まぁ、人間でいう記憶喪失状態だな
「そうか、なら助かる」
「今日はもう遅い、泊まっていけ」
「いいんですか?」
「あぁ」
「ありがとうございます!」
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