第1章

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百貨店のからくり時計の前で待ち合わせ… 綾は、10分前に来た。 「そう言えば、友さんと出掛けることなんて久しぶりだわ…」 普段、友と一緒に出掛けることなんて仕事上無理だけに 常連客の粋なサプライズに綾は感謝した。 「綾、待ったかい?」 背後から、友の声が聞こえて 綾は振り向いた。 友の服装は… 薄い水色のジャケットにチェックのシャツで紺色のパンツ 胸からシルバーのネックレスがチラッと見える。
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