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もとよりする事は決まっている。
王道なら助ける、脇役系ならスルー、モブはビビり、チートはドーンw、キャラによって実に分かりやすい行動を示してくれる。
俺自身も遅刻したくないので選択を行う。
傘をたたみしっかりと柄を握り…
「お二人さん、そんなアダルティックで実にピンクなオーラを仲睦まじく出さないでくださいよ」
まず、ナイフを持って恐い目線を投げかけてくる浮浪者の喉仏を傘で突き昏倒させる。
そして安堵の表情を浮かべる少女を………
そのまま足払いをかけ体勢を崩したところを水溜まりに蹴落とし、傘を再び広げて歩を進める。
別に強姦でも強盗でも殺人でも通り魔でも無くしたくても無くせないものだから
『勝手にヤればいいし、ヤられとけばいいと思う』
だが道を塞ぐのはイケマセン☆
たしかそう小学生の時に先生に習ったよ
訳がわからずに涙ぐむ少女を振り返り、笑みを投げかけながら先生のありがたいお言葉を伝える。
「『他の』通行人の邪魔にならないようにしましょうね?」
ってね。
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