ヤクザ編「誘拐と消えた君」

8/47
1093人が本棚に入れています
本棚に追加
/166ページ
江美は30分後マンションに帰った。。 「ただいまぁ~。みんないるぅ??」 江美がリビングに行くと明かりがついておらず誰もいないかのように見えたが......。江美は頭を強く殴られた。 「.......なにすんのよぉ....!!」 江美は急にリビングに明かりがつき周りを見渡し絶句した。自分の周りには海、彩都、晃、豪、山口が立って、江美を冷たい目で見下ろしていた。 「.....おい。翔をどこへ連れて行った??」 海が冷たい声で江美に言った。 「売ったわ、私の借金のために」 江美は無表情で周りを見渡すようにして、簡単に言った。江美の言葉に周りにいた5人は驚きならがらも怒りに満ちていた。 「何??悪いことでもしたかしら??ただ、誰にも必要とされてない翔を売ったの....。いや、翔じゃなく、正確に言えば.....。翔の臓器だけどね.....」 江美は気味悪く笑っていった。 「フフ.....。もう、死んでるのよ。助けることなんてできないわ」 海達は何も言えなかった......。 その後、誰よりも怒り狂った豪により、江美はどこかに連れて行かれ.....殺された。......そして、その死体は海に沈められたのだった......。 ショックでその場から動けなくなってしまった、晃と彩都を連れて帰るのは大変だった.....。 海達は翔を今も探している......。
/166ページ

最初のコメントを投稿しよう!