翔編「初恋」

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「初恋、2」 あれは中1の夏休みのことだった....。あの日俺は汽車に乗っていた。 はぁ.....。夏休みの宿題全くしてない.....。新学期が始まるまで、もうあと1週間しかないのにな。 俺がボーっとしていると、何だか俺はお尻に違和感を感じた。 何だか、触られているような感覚.....。まさか.....!!痴漢.....!!?待てよ.....。俺は男だぞ....!! 気持ち悪いんだよ....。尻撫でるな....。てか、なんか後ろからすごい鼻息が頭にかかる....。気持ち悪いよ.....。 「キミ....。可愛い顔してるね....。これから俺の部屋に来ない?」 気持ち悪い!!俺はそう思いながらも恐怖のあまりなんも抵抗できずに時間は過ぎていった....。 「さぁ、行こうよ....。はぁ....はぁ...」 駅についてしまった.....。駅の扉が開き痴漢してきた男が俺の手を引いて歩き出す......。 どうしよう.....。涙が出てきたよ......。誰か助けて.....。 「おい!!おっさんなにしてるんだ?」 「.....なっ、なんだ君は関係ないだろ...!!さぁ、行くぞ!!」 痴漢してきたおっさんに話けてきたのはかなり美形な男だった。おっさんは動揺しながらも俺の腕を引っ張り歩き出そうとする。 俺はお兄さんに向かって泣きながらいった.....。 「お願い........。助けて....」 俺がそう言うと、お兄さんは驚いた顔をしておっさんと俺の腕を離した。おっさんは抵抗してた遺体だけど。 見るからに太ってるおっさんと、服の上からでもわかるくらいの筋肉があるお兄さんじゃ力差の差はある。 「嫌がってるじゃねぇか!!」 「関係ないんだから話に入ってこないでくれ!!」 「ここに嫌がる男をどこかに連れて行こうとしているがいます!!」 大声で言ったお兄さんの声を聞いた周りにいた人達が一気におっさんの方を見るとおっさんは焦りだした。 「なっ、なんだよ!クソ...!!お前覚えてろよ!!!」 そういって痴漢した男は走って逃げていった。
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