第1章

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はじめまして。 この物語を始めるまえに 僕の自己紹介でもしておこうか。 僕は「名無し」。 え?自己紹介になってない? いやいや。 これは完璧な自己紹介さ。 一度も名前で呼ばれたことないのならそれは名前じゃないんだよ。 さて、この物語を始めるにあたって一つ、注意点がある。 これは僕の惨めで情けない、でも少し暖かいようなノーマルストーリーさ。 これはみる人によって 偽善でもあり、 支えにもなり、 共感にもなり、 そして-・・・・ 情けなくもなる。 さぁ、こんな僕の物語の始まりだ。
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