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下を見ぬよう、恐怖と戦いながら頂点までたどり着く
「はは、登ってやったぞ!」
「あいつ、ほんとに登っちゃった・・・」
「お前らも登ってきなよ!」
「出来るか!!」
良武が木の上で高い景色に感動し、その良武を見上げる少年達4人
そこへ
2m超えの赤黒い鬼のような風貌をした二人がやってきた
「お~い、良武!降りてこいよ!」
「随分楽しそうだな、ガキども」
「せっ、赤綱!?」
見下した目をし、ニヤニヤしながら少年の近くまでやってくる
「なあ、ワード
このガキども殺していいかな」
「無闇矢鱈に殺すもんじゃねえ
半分は俺のもんだ」
「二人だけか・・・ま、いいや
覚悟しろよ~、ガキども」
そう言って、背中に差してあったナタのような極太の刀を取り出す
「ひっ・・・」
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