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「やめろおおおおおおおおおおおおお!!」
5m程の高さまで降りるとそこから躊躇無く飛んだ
しかし
ゴキッ
良武の願いも虚しく、少年は頭蓋骨から真っ二つに叩き割られた
ダン!!
地面に着地し、辺りを見回す
鉄臭い匂いが鼻の奥を突き刺した
「なんで・・・」
誰に聞くとでもなくつぶやく
「お前、この木の上にいたのか?
だが、奴じゃあないよな・・・」
「奴?」
「奴じゃないなら、殺す」
再び赤鋼は刀を振り上げた
「天狗じゃないなら・・・殺す」
ガキン
「ならば、天狗なら殺さないのか?」
死を覚悟した良武の前には烏天狗の仮面を身に付け、赤鋼の刀を受け止めている男がいた
「天狗・・・か
当然・・・
殺すに決まってんだろ!!!」
先ほどとは比べ物にならない速さで烏天狗に襲いかかる
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