0人が本棚に入れています
本棚に追加
/5ページ
暫く眠っていたのだろう。
気付いたら僕は、空飛ぶベットに乗って、夜空を飛んでいた。
「うわっ!すげえ!」
眼下には街の灯りが見える。
空飛ぶベットは、月明かりの下、ゆっくりと空を飛んでいた。
「何処に向かってるんだろう?」
僕は少し心配になってきた。
目の前に雲の固まりが見える。
ベットは、雲の固まりの中に入って行った。
「うわっ!すげえ!」
雲の固まりの中には、綺麗な空中都市があった。
ベットは空中都市に着陸した。
天人たちが僕を出迎えた。
天人たちに連れられて、宴の間へ。
どのくらい楽しい時間を過ごしたろう。
気付いたら、太陽の日射しを感じてきた。
「そろそろ帰らなくては。会社に遅刻してしまう。」
天人たちは、名残惜しそうに僕を見送った。
僕はベットに乗り込んで、空中都市を後にした。
最初のコメントを投稿しよう!