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此処は楽屋裏
色々な国のセリアンの女性がこれからある舞台への準備をしている
「尻尾が沢山…」
音楽祭で着る衣装が巫女装束とは少し残念だが、楽しそうにしている皆を見ていると此方も楽しくなっていくのが不思議だ
「何してんだ?」
隅で皆を観察していた私に話しかけてきたのは北の帝国の李紅鸞である。何故か男性の衣装を着ているから驚きだ
「…目の保養を少し」
「あんた、変態だな」
そんなもの自分が一番知っている。だからこうして観察してるのだろう?
「で、あんたの好みは?」
「…アリスさんの尻尾…」
狐の尻尾とは違う感触を味わってみたい
今度頼んでみようかしら?
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