ベアブリック③

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「そう? 私は一番好きなものだけ沢山食べたい。って言っても体重も気になるから、3個だけ」 安藤さんは瞳を上下に動かす。私の身体に余分な肉がついていないか確認してくれたみたいだ。 「もう3個くらい食べても大丈夫そうだけどなあ。まあ女の子は大変だよね」 ちょっと待っててね。と安藤さんは店の奥に下がる。 少なくとも私は安藤さんの特別なお客様にはなれているはず。 .
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