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昔の僕だったら、そんな理由だと求められてるのは父親像かも? なんて尻込みしたかもしれないけど。
バツイチでこの年にもなるとそんな事は全く気にならない。
ずっとこの先も一緒にいる事を考えたら、僕が夏姫ちゃんにとってどんな存在にでもなれた方が楽しいし、いいに決まっている。
夏姫ちゃんは僕がそうしてあげられる存在だから。
お菓子みたいなネイルの似合う。時々不機嫌な猫みたいに逆立ってる、
可愛い女の子。
それが僕のアンドーナツ姫。
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