チューイング①

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昔の僕だったら、そんな理由だと求められてるのは父親像かも? なんて尻込みしたかもしれないけど。 バツイチでこの年にもなるとそんな事は全く気にならない。 ずっとこの先も一緒にいる事を考えたら、僕が夏姫ちゃんにとってどんな存在にでもなれた方が楽しいし、いいに決まっている。 夏姫ちゃんは僕がそうしてあげられる存在だから。 お菓子みたいなネイルの似合う。時々不機嫌な猫みたいに逆立ってる、 可愛い女の子。 それが僕のアンドーナツ姫。 .
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