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その、極端さが、いじらしくって可愛くって、時々怖くってドキドキする。
普段あまりアップにしないけど、きっちりと髪をあげてるうなじを見て思わず鼻の下が伸びる。
うわあ。抱きしめたいなあ。
「あ。夏姫さん来てくれたんですね。うはっ。ノーメイクもかわいいじゃないですか」
佐野君が店の奥から出てきた。ノーメイクじゃない。ナチュラルメイク!
っていうか、働け! 佐野君!
あ。僕もだ。
「夏姫ちゃん、これに着替えて。もう今売り場既に大変なことになってるから。申し訳ないけど、頼むね」
「はいっ!」
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