チューイング③

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「そうだったんだ」 「夏姫はまあ、泣き声の大きな子でねえ。ぼんやりしてると、すぐ耳をつんざいてくれたから、余計な事考えずにすんだのさ」 「私は照美ママのおかげで、居場所ができたから、こうして夏姫を育てる事が出来た」 「私ってラッキーだったんだ」 二人が同時に頷くのを見て思わず笑ってしまう。 .
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