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どういうわけだか、何が起きたのか分からないけど、今日は彼女の自分の事なのに中身の分からなかった秘密が、僕にまでわかった。
かなり衝撃的だったけど、夏姫ちゃんはすがすがしい顔をしていた。
見えなかった足元が見えているせいなのかなんなのか。
「ん? 私、なんか顔についてる?」
「や。いい顔してるなと思って」
「え? そう? あ!!」
「あ! 雪だね」
見上げた空からひらひらと落ちてきた。
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