第1章

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中学二年生の頃に付き合った彼氏は、私の一つ下だった。 でも、1番好きだった彼と付き合う事が出来て私は、嬉しかった。 部活終わりに無理やり帰らされた事もあったけど…一緒に入れるだけで私は幸せだった! 友達を交えて遊びに行ったりもしてた! それに毎日欠かさず手紙のやり取りもしていた。 この手紙のやり取りが私のゆういつの楽しみでもあったし、本人が言いたい事を聞き出す機会でもあった! だから、毎日欠かさず手紙のやり取りをした。 塾も彼と同じ塾に通って居たから、塾でも手紙のやり取りをしたのを覚えている。 でも、ある日突然彼から別れの手紙が来た。 それを見た時は、びっくりして理解するのに時間がかかった。 落ち着いて理解した頃には、目から涙が流れ出していた…。そして私は、友達に電話で「別れよう」って言われたと言った。 そしたら、友達が「なんで別れたん?」って聞かれたから「分からない」と答えたら「理由分からんの?」と言われ「うん!」と答えた。 私も友達に電話で言われて、何故別れる事になったんだろうと考えた。 でも、その理由が分からなかったから彼に聞くことにした。 直接聞くことが、出来ないと思った私は手紙で理由を聞こうとした。 彼にその手紙を渡して貰おうと後輩の友達に頼んだが… 彼は私の渡した手紙に目を通さずゴミ箱に捨てたと後輩の友達から聞いた。 その時は、すごく悲しかった。 別れたからってそこまでしなくてもいいじゃんと心の中で叫んでいた。 もう彼の中には、私なんか居ないんだなと確信した。 それから数日後にその彼が彼女を作っていた。 私は、友達にその事を話してみたらその彼女になった子になにか脅されたんじゃないか?と友達と2人で思った。 でも、今だに分からずじまいでいる。
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