声の導き

3/35
前へ
/46ページ
次へ
目を細める彼女 が、焦るそぶりも見せず、そこに足の裏をしっかりと下に接触させ、立ち上がった 「やっと、来た....」 一言放った声は、白い空間に、静かに飲み込まれていった ただ、風にあたり、綺麗な景色を見てるだけでよかった 彼女は心というものに、呟く それが、私の幸せでいいと思っていた でも、ある日..... 「.....!!」 恐ろしいほどに静かな、白い思考の一つの間が、彼女の脳裏をめぐらせた それと同時に彼女の身体や言葉も固まる あれ..... なんだ.....
/46ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加