太陽の雫

９月😃パスタ祭り😆

　時間は戻り授業から。

「みなさん、イタリアという国を知っていますか？イタリアは日本と似た縦に長～い形をした国です。また、食べ物も魚介類を使った料理も多いんですよ。ところで、イタリアは主食…え～日本ではお米ですね。イタリアの主食はパンとそして今日これからみんなと作るパスタです」

「わーいヾ(^▽^)ﾉ」×子供たち

「みなさんパスタにはみなさんがよく知っているスパゲティやマカロニ以外にも、色々あるんですよ。まず、パスタには乾燥のものと生のものがあります。これはイタリアの北と南で収穫出来る小麦粉が違うんです。日本でみなさんがよく目にしてるのが、乾燥パスタでこれはデュラム小麦粉という硬質小麦粉を使います。この小麦粉はコシの強さを生かした乾燥パスタに向いています。そして、イタリアでも小麦がなかなか採れない土地もあって、そんな場所では小麦にジャガイモをカサ増ししたり、トウモロコシやこれからの季節見られる栗を使ったパスタもあるんですよ」

　子供たちっていい。素直で、最初の小麦の話はそれ程だったけど、ジャガイモやトウモロコシなんかのパスタに食いついてきた。まぁかく言う私も初めてジャガイモのパスタ“ニョッキ”やトウモロコシの粉を湯で練って火を通すパスタ“ポレンタ”を食べたときは、とってもハッピーな気持ちになった。なんといっても私が個人的に一番感動したのが、栗の粉で作る“カスターニャ”栗の粉を沸騰したお湯の中でかき混ぜ、冷めてまとまったものを糸で切ってリコッターチーズって爽やかな風味のチーズを添えて、栗の甘味とほのかな渋みがリコッターチーズにバッチグー！いやー本当仕合わせ。