11848人が本棚に入れています
本棚に追加
/81ページ
「んー、他に行きたい人、いればご招待するんだけど。」
平日の昼間、しかも炎天下の真っ昼間、まず華原さんは無理だろう。
馬込さんだって、院長の華原さんを差し置いて仕事を休んでまでは来ないだろうし。
今回は、神様たちが来ませんように。
そう思っていたら。
戸がからからと開いて。
「よう、酒飲みに来たぜ。」
「ほどほどにしないと、また肝臓壊すわよ。」
あ。
「何でぇ、赤と青じゃねえか。」
「美和ちゅわーん!お久しぶり!今夜もとってもビューテホー!」
「無視するんじゃねえよ!」
酒天童子のシュウジさんと茨木童子の美和さん、ご来店。
同じ鬼同士だが、赤井さん、どうしても女性優先。
最初のコメントを投稿しよう!