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「へえ。あの別嬪の姐さんの知り合いかい。」
名刺を受け取った相原さんは、それをまじまじと見てから自分の名刺を4人に配った。
「おや、こりゃまた会社の社長さんっすか!いやー、こちら、遣り手っすね!」
むすっとしながらシュウジさんも名刺を渡したが、赤井さんたちは渡さない。
そこら辺は、しっかり警戒しているのか、普通の人間には渡せないのか。
まあ、公文書偽造の犯罪がお仕事なわけだし。
ただ、相手は人外だから、捕まるかどうかは怪しいが。
「で、鬼ばっかり集まって、何の相談だい。」
鬼ばっかり集まったのは偶然なんだが。
相原さん、既に興味津々。
言ってもいいもんかな。
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