居酒屋まるの海水浴

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バスを見送ってから、俺は店へ。 ・・・・・・到着したんだが? 「ミハイさん?」 「?」 「着きましたけど。」 「わかっている。」 なのに、帰らないし! 今回は、まりちゃんへのお土産もないはずだから、ここまででいいだろうが。 よくわからない人は放っておいて、店を開ける。 「まりちゃん、ただいま。」 「いずみー。おかえりー。」 座敷わらしのまりちゃんが、すぐに出てきて出迎えてくれる。 「・・・いずみ、赤いよ?」 しまった、日焼けだ。 実は、ヒリヒリしている。 パーカを着ていたから、肩や背中は無事だったが、腕まくりしていたので腕や脚、それに顔は焼けてしまった。 ちょっと冷やすか。
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