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保留音を聞きながら1分程待っていると、音がぶつりと切れて電話口に勝が出た。
―――「もしもし・・・?」
「ごめん、忙しいのに・・・。」
―――「いや・・・。
ってか、いきなりどうした・・・?」
「えっ・・・、あの・・・。」
思わず戸惑い斗真たちの顔を見る。
2人は少しはらはらしながらも、私に「頑張れ」というようなジェスチャーをして見せた。
「今夜・・・お店終わってから少し会えないかな・・・?」
この言葉に勝はどう反応するのだろう。
ましてや今、彼はまだ仕事中なのに・・・。
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