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東京連盟館 連盟長室にて
コンコンとドアが叩かれる。
男は机に向かったまま「どうぞ」と答えると、その主は部屋に入ってきた。
高級なスーツをぴっちり着ている小太りな男は、机に向かって作業している男に向かって言う。
「連盟長、ワシントン連盟長から連絡をくれとの指示が」
「ん、分かった。いつでもいいんだな?」
「はい、よろしいはずです」
「よし、下がっていいぞ」
「は。……連盟長」
「ん、なんだ?」
「何をされているのですか?」
「んー。お絵かき」
そう言うと、小太りな男はため息まじりにこう言った。
「連盟長、いい年なんですから、仕事をしてください」
「おいおい、俺の絵をそこらの幼稚園児と一緒にするな」
「一緒にはしておりませんが……」
「まぁ、とりあえず下がれ」
そう言うと、その小太りな男は呆れたようにため息をつくと、一礼し部屋から出た。
「んー、暇だし連絡するか」
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