2年前

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ピンクラビッツの服が大好きでだから…ピンクラビッツを着たいのはあたしだけじゃないはずだから、それを言いたかっただけなのに…… 「未練がましーよ玲奈。 もう諦めなよ」 ずうっと友達だと思ってたのに、言われたことに傷ついているあたしはバカだったのかな…… 胸の中がくしゃりと潰れて痛い。 でも…これで最後なら 「あたし…ずっとピンクラビッツが着れるだなんておもってなかった…です。だからピンクラビッツのオーディションでモデルになれて、すごく嬉しくて毎回夢みたいでした。 だからあたしがモデルでいるより、ずっとピンクラビッツがみんなに好きになってもらえるなら、ピンクラビッツを着れなくても仕方ないです。 いままでありがとうございました」 お辞儀をすると、髪の毛が床につきそうになるけれど、気にしない。今までのお礼をこめて深々とお辞儀をした。
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