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バッグから携帯を取り出して、真央ちゃんにメールを打った。
向かいの喫茶店で何時間でも待ってる。
だから、お願い。
話を聞いて欲しい。
メールを送信すると、また溜め息を吐いた。
……来てくれないかもしれない。
もし、来てくれたとしても、真央ちゃんの怒りは収まらないだろう。
それでも、自分の正直な気持ちを伝えたいと思っていた。
「真央ちゃん」
それから一時間後
喫茶店に現れた真央ちゃんは、冷やかな視線をわたしに向けながら近付いて。
それから、無言でわたしの正面に腰を下ろした。
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