最愛

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俺の今までの人生で一番愛したのは君だった。 付き合い始めたのは、何となくだったが、あっという間に俺は君にハマっていった。 君とは、いつでもどこでも一緒にいた。勤務中でも、会社の屋上で会ったりしていた。 辛いときも悲しいときも君は俺を支えてくれた。 もう、君なしでは生きられない。俺は君の中毒患者さ。 さて、君を吸うか。 俺は、ポケットから煙草を取り出し、口に一本くわえるとライターで火をつけた。
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