悪夢の再来

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「別に・・・。 ただ、もう一度会えて良かった・・・って。」 私も同じ思いだった。 だけど、こう思った事は優には話したくない。 「そうか・・・。」 優は薄っすらと笑みを浮かべ、再び彼は私の方を向いた。 「実はさ、何日か前に勝と電話で話したんだよ。」 「えっ・・・?」 「勝もその時、お前が店に来た事を言ってた。」 「そう・・・。」 ―――他には何を話したの・・・? そう聞きたいけど、単刀直入には聞けない。 だけど、気になるのは・・・。
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