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「でも、こうやって仲間同士で作り上げていく結婚式っていいな。
俺もいつか結婚式をするなら、絶対にこういうスタイルがいい。」
きっと今、彼が思い浮かべているのは愛ちゃんとの結婚式だろう。
そんな浮かれた彼に少しだけ悪戯したくなった私は、脅かし半分に冗談交じりの発破を掛ける。
「愛ちゃんを待たせすぎて、いつの間にかふられてた・・・なんて事がないようにね?」
豊はドキッとした表情を浮かべ、私の冗談を真に受け焦りを見せている。
「だっ・・・大丈夫だって!!
ちゃんと将来の事とかも考えてるから・・・。」
慌てる豊に「それならいいけど」と返し、私は1人Ni-naの店内へと向かった。
ここには斗真と真乃ちゃんの親族が待機している。
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