あとがき

2/2
136人が本棚に入れています
本棚に追加
/59ページ
 最後まで読んで下さったみなさん、有難うございます<(_ _)>  そして、イラストを提供してくださった南ひろむさん、素敵なイラストを有難うございます。  ハッピーエンドと言えるのか、とても微妙な感じですね。ごめんなさい。  以前、足利フラワーパークの大藤を見たことがあります。紫の天井が本当に綺麗で、こんな大きな植物になら、何か人ならざる者が住んでいても似合うような気がしました。  今回はそれを思い出して、このような仕上げにしてみました。  優は藤の精霊が、化身したものというのは、実は最初の設定を書き終え、数行書き終えた後で突然降ってきたものです。  当初の予定では、藤の精霊である籐香は、純として期間限定で人間になり、晃と恋に落ちる予定でした。  でもそれじゃ、間違いなく途中で消えるんじゃないのかい?  という問題が浮かびました。まぁ、私はハッピーエンド至上主義ではないので、それもありかと思ったのですが、突然ここで神が降臨しましてw  で、純は普通に転校生で馴染めずにいた事にして、籐香はもっと不思議な感じで、晃の傍に配置することにしたのです。  自分の死期を悟り、残る時間を幼い子供との約束に使う。そういう情を交わす人外がいてもいいでしょv  それでは、こんな内容のないあとがきまで読んでくださって、本当にありがとうございます。  このような素敵な企画に参加できて、とても勉強になりました。  読者の方、イラスト提供の南さん、そしてサークルの皆さん、有難うございましたv 2014.6 夜霧
/59ページ

最初のコメントを投稿しよう!