素直

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そう思いながら、教室の前で突っ立っていたら… 「大道寺さん、入って来たら?」 私は、彼にそう言われたので入った。 『大石君、彼女の告白断ったみたいですね。彼女、泣いてましたから…』 私は、そう言ってしまった…なんか、わけわからないけど…別に、私には好都合なことかもしれないのに… 「好きでもない子の告白をokする子ってそうはいないと思うがな…」 『そうですね…』 私は、同感した。大石君の言ってることは間違ってない。正しいと思うし… 「そうだろ?っで、用件はなんだい?」 忘れるところだった!?私は、勢いあまって眼鏡がズレた…元の位置に戻しながら 『手塚君が、練習試合始まるまでにこいっと…』 「わかった…すぐ行くよ。」 .
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