重なる想いと二人が得たもの

10/20
前へ
/40ページ
次へ
香の思いが嬉しくて、私の胸も暖かくなる。 「……それにしたって、坂崎も手ぇ出すの早いわねぇ。 よっぽど我慢できなかったのね……」 「ちょっと香……、台無しじゃないの」 私と香は涙でぐちゃぐちゃになった顔を見合わせて、笑い合った。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1072人が本棚に入れています
本棚に追加