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きっと仲良くなれると思うわ」
田辺「違う違う、きっと一谷伍長はバイトの坊主を横取りされるのが怖いんだろうよ」
柊木「田辺技師、セクハラです」
一谷「そ、そんな訳ないじゃないですかぁっ!う、噂に聞くだけで会った事も話したことも無いんですよぉ!?」
柊木「一谷伍長、そこまで力説されると返って怪しいわよ」
一谷「う……」
斧崎「そう考えたら奴も連れてくるべきだったかな?年齢が近いし、
パイロットの嬢ちゃんとの接点にもなるかもしれないしなあ」
田辺「ドロドロのね」
一谷「田辺さぁん……」
田辺「っと、そろそろ出口だぞ皆様方。新しいお姫様をお迎えに上がりましょうや」
トンネルから出て目的地に到着する。
斧崎「どうやら間に合ったようだな。で、向こうさんは?」
柊木「あれかと思われます」
輸送兵「お、向こうは先についてるみたいだ。何かメッセージでも送るかねお姫様」
結弦『無駄口を叩く暇があればもう少し静かに運転できないか。気が滅入る』
輸送兵「へいへい。しかしそんな所に居ないでこっちに来たらどうだ?久々の故郷だろ?」
結弦『私は戦災孤児だ。故郷もへったくれもあるまい。それに、ここは落ち着く』
輸送兵「まったくクレイジーなお姫様だ……しかし君に助けられたのも事実だ。君の活躍で我が国の機巧被害は最小限に抑えられ、何機かのサンプルも手に入った。おかげで2機は実働可能、1機ももうじきだ」
結弦『もう少し捕えられたらよかったんだがな』
輸送兵「謙遜するな。最後のは大物だったんだし、あまり君を借り過ぎると我が国の沽券に係わる。国を代表して礼を言わせてくれ。君の犠牲により救われた、本当にありがとう」
結弦『出発前、貴官の上司にも同じことを言われたよ』
輸送兵「何っ!?あのゴリラ、妻子持ちの癖にうら若き女子口説くつもりかファック!」
結弦『ふふっ、つまりお前は私を口説いてたのか、幻滅だな』
輸送兵「い、いや、そういうつもりではなくてだな……まあ向こうで頑張れよ。俺は日本の健康なお菓子と黒髪美女のエロ本を持ち帰るさ」
結弦『ああ、しかしエロ本はあるかは知らんがな』
斧崎「ハッチ開けとけ!向こうは俺たち以上にお疲れだ!帰りの食糧供給に燃料補給は我々がやるつもりで行え!おもてなし精神で迎えろ!」
田辺「部隊長、ついでに日本製のエロ本用意しましたが向こうさん喜びますかねぇ」
一谷「うわぁ」
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