第1章

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   気がつけば、そこは家の中じゃなかった。しかも陽の光。  パジャマに着替えたはずのオレは 普段着だ。しかも若くなってるようだ。そんな気がする。  ズボンのポケットに手をいれると、先ほど入れたあめ玉がある。  おい、冷静になれよ オレ。  自分で自分に言い聞かす。  まず ここはどこだ。  回りを見回す。  目の前の神社は 初詣や祭礼の時に訪れる場所だ  特に信心深いわけじゃないけれど、幼なじみに出会えることがあるからだ。  だけど、何かが違う。   
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