第1章

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一旦休憩が入り私は、トイレに行った。 その時に裕太さんとばったり会ってしまった。 私は、びっくりして言葉も出なかった。 裕太さんは私にこう言った。 「大丈夫?驚かしてしまったね!」と言ってきた。 私は、言葉をつまらせながら… 「だ、大丈夫です…。」 「なら、良かった。」 「あの…私に何か用ですか?」 「そう、あなたに聞きたい事があるんだ!」 「私に聞きたい事?なんですか?」 「うん…。あなた彼氏とかいるの?」 「いえ…いませんが!何故そんな事を聞くのですか?」 「居ないのか…。良かった。」 「あの…何が良かったなんですか?」 「俺…あなたに一目惚れしたんだ!」 「えっ!?一目惚れ?」 「うん。そうだけど…。」 裕太さんは、こんな私にあんな短時間の間に一目惚れをしたんだなと思った。 でも、実際はもっと前から裕太さんは私と言う存在を知って居た事が分かった。 「こんな私を一目惚れしてくれたんですね!」 「俺あなたの彼氏になってもいいかな?」 「か…彼氏ですか?」 「うん。彼氏!ダメ?」 「いえ!ダメなんかじゃないですけど…。」 「じゃ決まり!今から俺の彼女ね?」 「あっはい。宜しくお願いします。」 「後のLIVEでファンの皆に彼女です。って紹介してもいい?」 「LIVEで紹介ですか?」 「うん。嫌?」 「全然いいです。」 「じゃ名前呼んだら舞台に上がって来てね!?」 「うん。分かった!」 と私は、裕太さんに伝えた。 そして、後半のLIVEが始まった!
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