日夏ののろけ

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褒められている筈なのに今は生憎嬉しくない。 『俺なお前の家政婦か何かか?』 「え、いや違うけど…俺の事面倒見ろって言われてんでしょ?」 『まあな。』 でもそれにも限度って物があるだろ? 『今のお前は小学生レベルだよ。』 俺は一気に子持ちになった気分だっての。 「子持ち?!」 『そう。』 「…つまりロレンツの子供…が俺…?」 『まあな。』 アッチに住んでいた時には小さい頃にしょっちゅういとこの面倒見てたから懐かしい気持ちにさせられたわ。 熟俺は面倒を見せられる運命なんだろうな。 「~やだ!俺は恋人が良い!!」 『そうか。なら分かるな?』 「…ん」 露骨に顔を不機嫌ですって顔させて俯くから頭を優しく撫でてやる。 この日夏の頭のサイズは収まりが良いので撫でやすい。 無意識に頭を撫でていたら日夏が撫でられた猫みたいに機嫌良さそうにそれはそれは嬉しそうな顔をさせていた。
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