第1章 学校

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「俺が悪いんじゃない!そもそもテストがあるのがいけないんだ!今こそ改革の時!!」 ついに壊れたかとアムドは呆れてソータを見ていた。後ろではリリィがクスクスとソータの様子を見て笑っている。 アムドは魔大戦時代に魔法を駆使して活躍した貴族の1人を先祖に持ち、生まれつき多大な魔力を持つ天才型の部類の1人だ。 身長は180cm近くあり、短髪の赤い髪が特徴だ。顔も整っており、女子からの人気も高い。 リリィも同じく魔大戦で活躍した先祖を持ち、アムド程の魔力は無いが、操作に関しては学年1番だと言われている。 緑色のフワフワとした長い髪はいつもシャンプーの匂いだろうか、とても良い匂いがする。童顔で、身長は155cmと小柄。見てると守ってあげたくなるような女性だ。 ちなみにソータは、165cmと男子生徒の中では背の低い部類に入る。短髪の黒髪で丸顔の童顔、また魔力を持たずに生まれた。 文明の発展と共に魔法は衰退し、現在では魔力を持たずに生まれる子供も少なくない。 今でこそ法律で禁止されているが、少し前までは差別の対象とされ蔑まれていた。
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